2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ワレガワレガな人が怖い 『みんなでやろう』を標榜し、上司部下がない会社に、近隣のアジア圏出身の方が役員待遇で入社してきた。取締役のひとりと同じ出身だそう。大まかな日本語は理解できるが、込み入った話は難しい。そして、彼は声が大きいが具体的なこ…
はじめての転職、合う上司の登場 デジタル化が進まず加齢臭のする、声がでかけりゃいい職場からの反動。私は次の会社にベンチャーを選んだ。 面接時から、上司に当たる面接官との会話が弾んだ。仕事に対する考え方やスタンスを誇張することなく素直に伝えら…
上司の背中:威圧感や不機嫌さで人を支配する ワクワク新卒。労働とはどんなものかしら。採用してくれた会社、配属は希望の東京、ルンルンルン。最初の配属は本社ではなく、所謂現場。OJTで学んでねスタイル。スーツは着ない。バイトみたいなシフト制。簡単…
大学3年生、就活、就活、就活、不況に地震 就活。先延ばし先延ばしにしていた、『やりたいこと』を明確にしなければならなかった。しかも、自分の中で確立させるだけではなく、『会社』に向かってそれをアピールしなければならないらしい。何それ、怖い。逃…
ほんとうの意味での『ひとり暮らし』 生活保護から抜けて、自分の国民健康保険証を作った。もう生活保護の子として、生活が守られなくなった。病院にはあまり行かないようにしないとな、と誓った(直ぐ歯医者に通うこととなる)。国民年金は猶予の申請。年取…
世の中、やっぱり金、金、金 高校3年生。受験。人生の集大成と言わんばかりに、教師たちは生徒を囃し立てた。運動部の子も引退して、勉強に集中するようになって、ピリピリしたムードが漂い始めた。いよいよ大学受験が目の前に迫ってきた。私の頭の中は、受…
せんせい攻撃 高校2年になった。男の、人の感情について理解するのが得意でない、若しくはそういうスタンスを持たない教師が担任になった。ロボットみたいな喋り方の、表情の乏しい男だった。進級後すぐに、『これまでの1年を振り返ってどうだったか』を点数…
高校1年生 高校生活、中学時代はあれほど調子に乗っていたのが嘘のような時代。苦役。結論から言って、高校生活丸々3年間全くうまくいかなかった。よく通って、よく卒業できたな、と今なら褒めてあげたい。小中学校は、見知った人が多い環境で、『おかま』な…
安寧、決着、そして忘却〜中学3年生〜 初めての受験。成績はすこぶる良かった。県でも1番をとった。この世の春だった。井の中の蛙、人生の中で唯一調子に乗っていた時期。『おかま』でも勉強ができたことによって、学校で虐げられるようなことはほとんどなか…
中学2年生 この夏の母も、調子が鰻登りで赤マル急上昇。稀に見る絶好調。トイレでいきなりぶっ倒れた。貧乏長屋の汲み取り式。トイレの真向かいにある水しか出ない風呂場で、行水をしていたら、ドタドタドタッッと大きな音。慌てて風呂場の戸を開けると、仰…
中学生、制服、少し大人になった気分。見たことない子もいっぱい。 プリテンダー 中学校生活は、両極端だった。学校生活の面では発見が多かった。目標を見つけて達成する面白さ、努力、風変わりではみ出していた人間が、ある種認められることにより集団内で…
母の夏、始まる 夏は、母が絶好調になる季節。この年の夏も、彼女は飛ばしていた。昼夜逆転し、働いてもいない、動きもしないので、数日眠れなくなる時があるらしい。それが夏の暑さと合わさると、体力的に堪えて、幻覚を見るようになるのだ。何もないところ…
学校生活、結局評価者との相性なのね(遠い目) 小学校4年生。この頃には、自分で支度して、一人でそこそこ学校に通っていた。初めて男の先生が担任になる。しかも新任。彼は、お気に入りの生徒には優しく接するが、私は優遇されていなかった(と私は感じて…
持っていくものが持っていけない 小学校に上がる前に必要なもの:ランドセル。ピカピカの1年生にならんとする私の手元には、ランドセルがなかった。ギリギリまでなかった。近年の言葉で言うと、『ネグレクト』的な状態にあった私は、小学生の当たり前、ラン…
暗くて寒い冬 義父との離婚を機に、母と私は母の実家近くに引っ越しをした。貧乏長屋、同じボロ屋が並ぶドブ川沿いの家。灰色の剥げたトタンでできたその家々に住まう人々は、総じて低所得者ばかり。一方、川を挟んで向こう岸の家々は豪邸が並び、田舎ながら…
母の結婚、妊娠、出産 母が結婚をした。できちゃった!スナックでアルバイトをしていた母は、またもや客の男と恋仲になり、子を授かった。今度は、独身の、真面目な、姑と義妹付きの男。結婚する段になり、母は既に子どもがいることを男とその家族に伝えた。…
前にいた孤児院から、18歳まで面倒を見てくれる児童養護施設に移った。同い年くらいの小さい子ばかりが在籍し、手を焼いてくれる先生の元で遊んでいた孤児院を移り、年の離れた子どもたちの、社会規律がある生活を求められる施設に。もちろん先生は優しくし…
生まれて半年程度、乳も離れない頃、私は孤児院へ預けられた。朧げな幼少期の記憶の始まり、思い出せる一番昔の記憶は、孤児院にいた頃の記憶。 先生ありがとう 最初に担当してくれた先生は若くて優しい女の先生。でもなぜか私は、別の子を担当していた先生…
生まれるに至るあれこれ 子どもの誕生、それは世間的にはめでたく、家族総出で喜ばれるもの。で、あることが多い。が、私の場合はそうでもなかったようだ。私は、よくある、水商売の女と、妻子持ちの客との間に生まれた子。妊娠が発覚した時点で、客の男は女…
ざっくりとした私の状況 30代中後半、男、無職、それで@Tokyo。側から見れば、俗に言う、「弱者男性」。その実、LGBT界隈のG。無職、、、しかも丸々1年間の。理由は『合わない職場に疲れて病気』のあるあるパターン(鬱ではないけど)。身体壊してまでやる…